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Posted by ミリタリーブログ  at 

2018年01月27日

電動ハンドガン・コンパクトガンのメンテナンスサイクルに関して

こんにちは広川です。
今週は、大雪と大寒波のせいでひたすら雪かきと氷割りの日々で筋肉痛が治らない今日この頃です・・・・
さて、taapshopにて頻繁に取り扱う電動ハンドガン・コンパクトガンのメンテナンスですが、良く聞かれるのがどれくらいでメンテナンスしたらいいかとの事ですが、コウとしか言い様が無いのですが使い方と仕様次第です。
と言うのも、皆さんもご存知の通り、電動ハンドガン・コンパクトガンは部品も小さく精密に作られていますので、
各部品の強度が、他の電動ガンに比べてかなり低いです。
東京マルイ電動ハンドガン G18C メカBOX①


特に、他の部品以上に負荷がかかり、磨耗し易いのはやはりメカBOX内の各ギアになります。
当店でも、基本お持込の銃の場合、必ずチェックするのがセクターギアです。
セクターギア


写真の赤丸の部分が特に磨耗が激しく大体ここが削れて行きます。
分かりづらいと思いますが、同写真の緑の部分と比べていただくとギアの先の部分が尖っているのがわかるかと思います。
電動ハンドガンメカBOX①


これは、隣のスパーギア①との摩擦により削れている証拠です。
上記写真の状態であれば、まだ正常に動きますが、もう間も無くどれか一箇所が掛けることによって、ピストンの空転を起こし発射不可能となります。空転ですめば言いのですが、タイミング次第ではピストンクラッシュや他のギアを巻き込んだギアクラッシュに発展します。
今まで見てきた中で、かなりの確立でまずはこのセクターギアのこの部分が削れていますので、必ずチェックするようにしております。
では、なぜこの部分が削れるかと言うと、隣のスパーギアとの材質の違いと、ピストン位置による一番負荷のかかるタイミングがこの辺りだと推測されるからです。
スパーギア①


ちなみに、このギアの写真は、当店デモガンのM93Rになります。
特段スプリングやプリコッキング仕様にしている訳でもないのですが、このようになってしまって下りました。
もちろん使用頻度もせいぜい1000発程度となります。ただ、空撃ちをしておりますので、実質は倍は打っているのと同じくらいでしょうか?
ただこの程度で、これくらい削れていますので、利用頻度の多い方や一度で沢山撃つ方は、メンテナンスサイクルを早めた方がより長く使うことが出来るのではないのでしょうか?
メンテナンスとしては、もちろん磨耗したパーツを交換するのが一番ですが、メカBOX内をコマめに清掃・グリスアップし直す事も有効手段です。古いグリスのままで稼動させていると、それだけで各部に負荷が掛かりますし、磨耗防止の役立ちます。
東京マルイ電動ハンドガン G18C メカBOX④



電動ハンドガン・コンパクトガンは純正部品の供給が安定しない上に、内部パーツも他のメーカーさんから出ていないのが現状です。
一度壊れると買い直すか、修理期間が長くなってしまいますのでご注意ください。
当店でも、タイミング次第では修理にお時間を頂いて下りますのでご注意ください。

では今回はここまで!
皆さんの参考になればと思います。

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Posted by taap-shop  at 14:28Comments(0)修理・カスタム