2018年06月17日

メンテンナンスのお話(電動ガン・電動ハンドガン・コンパクトガン)ケミカル編 

こんにちはヒロカワです。
以前もちょっとブログで書いたことがあるのですが、お客様からご質問が続いたので、
ちょっと詳しく書いてみようかな~と。
電動ガン全般(電動/次世代・スタンダード・ハンドガン・コンパクトマシンガン)の部品交換やオーバーホールをご自分で行う際に、どんなグリスを使ってます?なんて聞きます。
ケミカルセット


当店では、電動ガンの中で、次世代電動ガンやスタンダード系の電動ガンとコンパクトマシンガン・電動ハンドガンはグリスを分けてます。
これも以前のブログで書いてあるのですが、電ハン/コンパクトマシンガンはライフ系と同じグリスを塗布してしまうと、気密が取れなく初速の低下の原因になってしまう為、各銃の構造(タイプ)に合ったものを使用するのが、壊れなく性能を引き出すメンテナンスが可能となります。
まずは、当店で次世代・スタンダード系に使用しているグリス類です。
GAW Gグリス


こちらは、GAWさんで発売している「Gグリス」です。
こちらは万能グリスで、基本的にはメカBOX内はこの一本で賄うことが可能です。
使用方法は、筆で薄くギア等に塗布していきます。ポイントは塗りすぎないことです!
何でもそうですが、塗りすぎると返って抵抗になってしまい、動きを阻害しますので気をつけましょう~


こちらは、当店で調合している魔法のグリスです。
基本的はシリコン系ですが、何種類かのグリスを混合し粘度を調整してシリンダー内の低抵抗をいかに持続するかを考え調整・混合しています。
次世代・スタンダード系はこの2種類を主に使用してカスタム・オーバーホールをしています。これが当店のファインチューンの性能を支えています!
この魔法のグリスも販売したいのですが、量が作れなくて・・・・

そして、コンパクトガン・電動ハンドガンに関しては基本的にこれ↓↓↓しか使いません!
東京マルイ高粘度グリス(赤)


そうです、マルイ純正のギアなどを購入すると必ず付いてくるシリコングリスです。
写真は赤グリスだけですが、本当は青グリスも使います。※現物は中身出して他の容器に移してしまっているため写真が取れませんでした・・・
理由は前記したとおり、電動コンパクトガン/電動ハンドガンは構造上、グリスの粘度を落とすと初速の低下や給弾不良を起こし、改悪になってしまいます。他のグリスも試したのですが、マルイ純正が一番安定しているので、当店ではこれを使用しています。
こちらを使用する際も塗りすぎは厳禁ですが、それでもスタンダードなどに比べると少し多めに塗布しています。
※箱出しで分解するとわかるのですが、メーカー出荷時でかなり多めに塗ってます。

今回ご紹介したグリス類以外でも、優秀なグリスは沢山あります。

例えば、WAKO`Sのメンテループやワコーピスタックなどは、稼動部分やギアに使えますし、他のメーカさんでも良いと思われるのはいっぱいあります。
まあ、難しく書いてしまいましたが、判らなくなったらお気軽にtaapshopまでお問い合わせください~

最後に!上記で書き忘れましたが、当たり前っちゃ当たり前ですが、どの機種でも新しいグリスを塗布する前にちゃんと古いグリスをパーツクリーナーなどで落としてから新しいグリスを塗り直してください。これは鉄則です。
当店はこんなものを使っています。




中にパーツクリーナーが入っていて、網は手作りです。
ギアや細かいパーツはここに入れてスプレーで吹いてます。あとは歯ブラシなんかも用意しておくと洗いやすいですよ。

もちろん、プロに任して貰えると確実ですが、自分で愛銃をメンテナンス・カスタムも愛着が沸き次のゲームに行くモチベーションがさらに上がる事間違いないでしょう~

今回はここまで~

自分では無理!!と言う方は是非taapshopへご相談ください~
また先でご紹介したG-GREASEはこちらでの扱っております!
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Posted by taap-shop  at 16:28Comments(0)修理・カスタム