2017年12月19日

インナーバレルについて

こんにちは広川です。
先日スコーピオンの改造計画で少し触れたインナーバレルについて書こうかと思います。
というのも、先日東京マルイの純正インナーバレルのちょっとした加工を、当ショップがお世話になっている加工関連の工場の社長にやって貰った際に、精度が凄い!と言われたのきっかけに、じゃあ他のメーカさんのインナーバレルはどれくらいなのか気になったので、色々図ってみました。
皆さんもご存知の通り、インナーバレルはBB弾が発射される上でかなり重要な役割をしております。


役割は大まかに2つだと思います。
①BB弾の飛んでいく方向修正
②BB弾の加速
今回は①に関して書いてきます。②はまた今度・・・・
こちらもすでに書かれていることですが、チャンバーからBB弾が押し出されたあと、空気・ガスなどの気体に包まれる形で、BB弾はバレル内をすすで行きます。
但し、HOPを掛ける際に上方向に力が掛かるので、正確にはバレル内で数回内壁に辺り跳ねます。ある程度使用した銃のバレルを覗くとあとが付いているのでメンテナンスの際に覗いてみて下さい。
そして、飛んでいく方向を修正するということは当然飛ばしたい方にまっすぐで無くてはなりません。
ここも細かい所を言うとキリが無いのですが、曲がっていたり凸凹では話しになりません。
そこで、実際に計ってみようと・・・ただ、これも何年も前から色々な先輩方がデーターとして挙げていてくれているのですが、自分で計るのは初めてなので少しワクワクしていました。
ただ、先方が仕事中だったのもあり、あくまでも簡易的なのでご容赦ください。


計ったのは以下の4本です。
①東京マルイスタンダード電動ガンG3SAS(真鍮) 内径6.08 先端部分のブレ3/100mm
②東京マルイガスガンソーコム(アルミ)      内径6.04 先端部分のブレ1.4/100mm
③大陸製G&Pスタンダード電動ガンSR25(真鍮) 内径6.05 先端部分のブレ2/100mm
④大陸製S&Tスタンダード電動ガンM4(アルミ)  内径6.07 先端部分のブレ5.4/100mm


計った結果ですが、材質・保管状況などの違いが有りますが、マルイ製がいいのは想像付いてましたが、真鍮よりアルミの方が良かったのは意外な気がしました。あと、大陸製G&Pバレルが良かったことです。数年前の銃に入っていたバレルですが、ブレなど一番マルイに近い様です。
S&Tのアルミバレルも思ったより曲がってなかったのも意外でしたね。ただ一番ぶれていたのもS&Tでした。
アルミバレルは材質上、変形し易いので、初期段階で精度が良くても弾が当ったり組み込みの際にゆがんだりとネガティブな要素が多いので、やはり交換した方がいいかもですね。

当店でも、アレス等の海外製アルミバレル装着の銃は精度の良い真鍮バレルに交換をお勧めしております。
気になる方は、お気軽にご相談ください。

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